内丹術(ないたんじゅつ)とは
内丹術(ないたんじゅつ)は、中国の錬金術である煉丹術の考え方において、人体内で呼吸法により息をふいごとし気を丹田を練って仙丹にし、服用して不老不死の仙人となる道教の修行法である。これに対して、実際に炉などで丹(水銀)を使う方法を外丹術という。内丹法、外丹法とも言い、単に内丹、外丹とも言う。仙丹である内丹を錬養(煉養)するにあたって、運動ではなく座るなどの静功で、異性と直接性交しない清修で、意識の「性」と肉体の「命」をともに修行する性命双修をおこなう。なお男女でそれぞれ男丹・女丹と修行法などが異なっている。また文息、武息などの呼吸により気をめぐらし小周天、大周天などで練って丹とするという。基本的には結跏趺坐で脊柱を上へ伸ばし、命門を開き、臍下に手を重ね置くスタイルを取る。この際、内視(半眼微笑で丹田を内側から見下ろす)を行うことや、男性は左手を、女性は右手を上に重ねておくなどといった細かい要訣がある。内丹術の基本的な段階は、「築基」「煉精化気」「煉気化神」「煉神還虚」「還虚合道」の5段階である。
update:2009年09月08日
